元インド共働き夫婦【育児編】

夫はアメリカ帰国子女、妻は英語大好きヨガ大好き。インド在住だった共働き夫婦が愛をこめてインドについて書いていました。帰国し子供が生まれたので育児ブログになりました。

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インドの牛について 神降臨

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夫であります。

インドといえば牛とカレー。

そんなイメージをお持ちの方は多いといます。本日はその謎に迫ります。

下の画像のように牛が普通に街中を歩くのがインドです。

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まだよくわからない牛の立ち位置

正直なところまだなぜ街中にたくさん牛がいるのかの真相はわかっておらず、牛事情は謎が多いです。

基本的に牛(ナンディ)はヒンドゥー教の破壊の神様シヴァの乗り物なため神聖らしいです。
*日本ではあまり有名ではありませんが、「ハヌマーン」という猿に似た神もおりある地域では神聖です。

ですが街をみると、

  • 犬に追い立てられる牛(神)
  • やせこけた牛(神)
  • ごみを漁る牛(神)
  • 荷物を引っ張る牛?水牛?(神)
  • 一方で人々に触れられて祈られる神(牛)

もいます。謎です。

個人的には破壊の神が牛に乗るというのも少し疑問もありますが・・・

詳しく牛についてのルールを知る

もう少し牛事情を調べてみました。

・インドにおいて牛は神聖なので特別扱いされているのは確かです。
・インドには29州+特別地域がいくつかありますが、それぞれの州の牛に対する考え方も違います。
*殺処分には神の年齢制限が有ったり、そもそもお肉を所持してはいけなかったり。牛の自由を侵すと牢屋に入れられる州が多いです。

ちなみにデリーでは牛肉を食べるのがとても難しいですが、バンガロールでは牛のたたきまで食べることができます。

・いくつかの大きな町では「放し飼い」は取締の対象と聞きます。
バンガロール、デリーではそのルールが適応されており最近は牛の数が減ったと聞きますがまだたくさんいるのでよくわかりません。

放し飼い?

・・・皆様も引っかかりましたでしょうか。「放し飼い」という言葉。そして私が過去にふと撮影した写真に写っている牛の首に巻かれているものを・・・

「そこらへんにいるのは野生なんでしょう」と思っていましたが、そこらへんを歩いている牛は飼われているやつもいるようです。夜になるといなくなるのはもしかしたら家に帰っているのかもしれません。調べてみるとしっかりと牛にも帰巣本能もあるのだとか…嘘くさ過ぎてついて行ってみたい。

もしかしたら牛の種類が多くいるので種類によって、飼われているのか、仕事用なのか、野生なのか見分けることができる可能性はあります。(デリーで牛はだめですが水牛は食べていいようなのでw)

殺処分ができないから逃がした?

くわえまして最近周りの方に聞いたのは、そこらへんを歩いている牛に元気そうなものがいないのは、すでに乳を搾ることができなくなった牛が農場から捨てられているという話も聞きました。

捨てられ街中に降臨する神。

 

牛のアップデートについて乞うご期待。