日本はお盆なので映画を紹介してみる
夫です。
日本がお盆なので私のブログもお盆です。最近インドっぽくないブログの記事が増えてきましたね…
今日はお盆を暇に過ごしている方に映画がを3つ紹介してみようと思います。
海外での職務経験を通して自分のキャリア、結婚を通してどのような家庭を築きたいのかを考える機会が増え、そういった目線で映画を見るとまた一味違った見方ができるなと思った映画たちです。
Little Miss Sunshineもこういった力強い家族になれたらなと思えるのでお勧めです。
1.Captain Fantastic 家族を考える
邦題は「はじまりへの旅」です。
Little Miss Sunshineと雰囲気が似ている映画で私の好きな映画の一つであります。
山にこもっていた家族が、母親の自殺を機に山から降りてきて初めて世間がどういうところなのかを知り新たな生活を始める話です。
資本主義を嫌い、アルプスの少女のオンジのように暮らすことを決めた父。
それに付き添うことを決めたが、精神病になってしまった母。
ホームスクールのみで、学校に通わずハーバードなどのトップ校に内定をもらう長男や、サバイバル能力、身体能力が高い息子、娘たち。
最終的には理想を捨てて社会と向き合うのですが、それまでの経緯、家族を持つこと、子供の教育方法など面白い考えがたくさん出てきて、自分に子供ができたらどうしたいかなど考えさせられます。映画評論にはよく「理想」vs「現実」と記載がありますが、個人的には映画内に出てくる教育方法や彼らの考え方が面白く勉強になりました。
興味深かったのは「interesting」日本語で言う、面白い・興味深いという言葉の使用を禁止していて、どうinterestingなのか、なぜinterestingなのかを深く考えさせるなど、思考や興味をそこで終わらせないという教育方法です。日本ではよく日記などを書きますが、「楽しかったです」とたくさん書いていたのを思い出しました。
自分の子にはもう少し踏み込んだことが考えられるようになってほしいですね。
息子 "What is Cola?"
父 "Poison water."
英語予告
日本語予告
2.Secret Life of Waltermitty キャリアを考える
ナイナイの岡村氏が吹き替えていますが確実に失敗だと思います。
Lifeという有名な雑誌出版社が舞台となっています。主人公はそこで表紙を飾る表紙写真を管理するという地味な部署で働いていて、つまらなすぎて幻覚をよく見るようになります。
会社の決定で雑誌が最終出を迎えるのですが、その表紙を飾るフィルムが紛失していることに気がつきます。写真家の知り合いである彼はその世界中を飛び回っている写真家を探すために、彼の残したヒントを元に世界中を飛び回ります。
その道中で様々な人への出会いや、自分で考え行動することで一皮も二皮も向けていき、幻覚もなくなり今までにしたことのない経験をしていきます。
インドという常に新しいことへの朝鮮が必要となる自分と重なり、インドに来てからもう5.6回見ているのではないでしょうか。
導入曲のStep outなどもとてもよく、とても元気、ポジティブになれる映画です。
*注意 絶対日本語吹き替えで見ないでください。英語+日本語字幕で見ましょう。
良い話なのに岡村氏のせいで内容が入ってこなくなり金曜ロードショーで日本語でやってるのを見た瞬間、急いで英語に変えました。
3.The Internship キャリアを考える
おじさん2人組みがセカンドキャリアを求めてグーグルのインターンシップへ学生に交じって参加する話です。
これはストーリーはそのまま。
コメディー調ですが、セカンドキャリアへの可能性そして、現代を苦悩する若者とそれを見かねたおじさん2人組みのコンビネーションでグーグルのインターンを切り抜ける話です。おじさんたちはパソコンも使えないですし、Facebook、Instagramなど何も知らない状態で乗り込むので現代を象徴するような映画だと思います。
これもとても元気になります笑
映画に出てくるグーグルのインターン担当者は確かインド人役なのでこれも親近感が湧きます。
ぜひ日本では有名ではないですが色々考えさせられる映画を見てみてください。