元インド共働き夫婦【育児編】

夫はアメリカ帰国子女、妻は英語大好きヨガ大好き。インド在住だった共働き夫婦が愛をこめてインドについて書いていました。帰国し子供が生まれたので育児ブログになりました。

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痔主からの脱却【駐在開始前のケツ意】

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夫です。

インド駐在前に大きな準備をしたことを忘れていました。
今思えばこの決断があったからこそ、
ストレスなしに生きていられているといっても過言ではない気がしております。

 

イボ時発覚から手術、退院までを記します。

*痛い記述もあるかもしれないのでお気をつけください。

キモいので写真は載せません。想像でおたのしみください。

イボ痔の発覚

ある日トイレに行くと、鮮血がポタポタとたれ全く止まる気配がありませんでした。

これは切れ痔かなにかが豪快に裂けたのか、
いつもポリって出てくるヤツ(この時点でイボ痔)悪さをしたのかなと思い
肛門科を受診をしてみることにしました。

 

あまり痛くはなく、ズブッと指で押せば戻る感じでした。

思い返してみると、中学の終わりか高校の頃にはこのポリっとしたヤツがいて
酷い下痢の時には出てきていた記憶があります。
この頃に親に相談して早めに受診していたら薬の治療でヤツの発育をお染められたかもしれません。

 

病院の雰囲気

病院は地元で有名な所に行ってみました。綺麗で普通の病院です。
肛門から想像していたので…w

他の病院と雰囲気が違うとしたら、
やはり年配の方が多めな雰囲気な所。(24か25の時に行きましたw)

あとはやはり女性に気を使った待合室となっており女性も安心して行けるのだなと。

 

そこの病院の面白かった所は、先生に見てもらう前に、
看護婦さんに問診と手術を希望するかを最初に聞かれたことです。(確か聞かれた)

今まで大きな怪我をしたことがなかったのでヒヤヒヤした記憶があります。

 

絶望の触診

そもそもどうやって病院で見せるのだろうという疑問もあったのですが
ほぼ想像どうりでした。

「ズボッ」「グイグイグイ」

という感じです。

診断時には根元が裂け大量に出血していたので叫ぶかなと思っていたのですが、
思ったより痛くはなかったですが精神にくる衝撃でした。

 

触診の結果

触診の結果は「イボ痔」でした。

あのポリっしていた奴はイボ痔だったのか!?と。
イッテQのイモトが「エン痔エルがぁ!」と叫んでいるのを聞いて、もしやとは思っていましたがw

丁寧に絵も描いてくれて、「あぁ、こうなっているのか」という気持ちにさせてくれます。

気になったので大きさも聞いたのですが、

「自分の思っている倍の大きさが2つあるよ。」

といわれ苦笑いを浮かべ、私のお尻よく耐えていたなと思いました。

 

手術をするか否か

この出血が起きたのは出向が決まる前。

先生からは、
「これはほっておいても、薬を飲んでも小さくはならないよ」

完治には手術で取っちゃった方がいいよー」と言われました。

一方で「自分が良いのならば薬で少し小さくして抑えることはできるよと」

ということで私はとりあえす怖かったので、様子見を選択しました。

 

インドへの出向を言い渡され、手術を即決したのはその1ヶ月後の話w

 

手術の種類

私が受けたのは切断して取っちゃおう!というヤツです。

入院期間は2週間?+1週間自宅安静(年休がたくさん残っていてよかったです)

事前に色々なサイトを見て調べたのですが、
切除すると上手い下手で術後肛門が狭くなる。(排便が辛くなる?)
1日で注射のみで帰宅できるのもある。
など色々見たのですが、個人的にはすっぱりと取ってしまって良かったと思っています。

*術後1年半以上経ちますが何も問題はありません。

 

といいうのも、そこの病院がとても有名で腕利きの人たちがいたから。
加えて、注射ですぐ帰るものはイボさんを小さくして固めるので今後何がおこるかわからないからです。

(もしかしたら技術が進んで肥大したイボさんも取れるのかもしれませんので、病院で相談しましょう。)

現にインドでお腹を壊しても安心してお腹のことだけを心配できます。

ストレスフリー!!

 

人生初手術

ということで出向を言い渡された2週間後には手術をしました。

腰にバンドエイドのような麻酔シールを貼り、後に太い針で麻酔をかける。
とてもゾクゾクする体験でした。

半身麻酔なので手術中は意識がありますし、とても不思議な感じでした。

 

手術室は電気メスを使うため焦げ臭く、

 

あぁ、これからけつの穴を広げられ、焦がされるんだとw

 

手術は40分くらいだったと思います。

イボ1個に対して15分から20分の模様。

手術後は尿道に管をいれられあとは安静に寝るだけ。

 

術後の悶絶と排便どうするの?という誰もが抱く疑問

手術は痛いです。イボ取って、塞いでるわけですから。

麻酔が切れるその日の夜からお尻が痛い生活が始まります。

痛いのを脱するために、それを遥かに超える痛みにたえる必要があります。

 

排便について。

手術前日は確か何も食べてはいけなくて、全て浣腸で出したきがします。

(汚くてすみませんw。他にも隠して記していないこともありますw)

ということで排便が始まるのは手術から確か2日から3日後。

 

辛いのはご飯を食べ始めてからです…
あいにくここの病院のご飯はとても美味しく、しっかりと腸に蓄えられました。
そして排便の時。

一応ご飯の後には軟便剤を飲んでいるのですが、切られた尻から出るものはなんでもいたいですw

こういう生活がだいたい入院中ズーット続きます。
便がなかなか出なかったり、ふんばりすぎて裂けてまた手術という人もいるようで
自分はそうならなくてよかったです。

 

病院で痔の同志ができる

入院をすると待っているのが相部屋。
私の場合、配慮してくれたのか、同年代が集まる部屋。
一緒に漫画を読んだり、病院をぬけだしたり、ゲームをしたりと正直楽しかったですw

 

加えて、面白かったのが、入院者が暇にならないようにさまざまなイベントがあるのですが、
そこで女性の人たちとも仲良くなったことです。
意外にもノリノリな人たちが多くておもしろかったです。

女性は男性とは違い、妊娠だったり、切れ痔から痔瘻になりやすかったりするそうで大変そうでした。

そこでの話はやはり手術中の話や、先生の指の太さの話になりますw

問診が痛いや、手術の時に麻酔が効いてない!と叫び続けたなど。
同じ痛みを感じた人たちの間位には強い絆ができるのだなと感じました…

 

病院内での人間観察

面白いのは手術後1日目から2日目の人たちはだいたい歩くのがヨチヨチあるきになりますw

1週間後くらいから心に余裕ができ人の観察をしておりました。

ここで大きく感じたのが、男性と女性の違い。

 

男性は食事の際は誰とも喋らず、ほぼ1人1人が黙々とご飯を食べて自分の部屋に戻る。
数人が部屋のほとたちと一緒に食べていますが、ほぼ皆一人。

 

一方で女性陣は入院している人たちのほぼ全員が一緒にテーブルに座り食事をとる。
個室の人たちは食事を部屋に運んでもらっている人もいたようですが、
ほぼ全員が「ワイワイ、ガヤガヤ」ご飯を食べていました。

男性は自分を閉じ、女性は共有する生き物なのだなと…

 

私は人間はあまり好きではないですが、もちろん面白い人たちと話すのは楽しいので
仲良くなったおじ様や、お姉様たちとワイワイしておりました。

 

退院と皆との別れ

だんだん痔とインドの話から離れてきましたが…

便が出にくかったり、院内に夜中響く叫び声事件があったり色々なことがありましたが、
問題なく退院することができました。

仲良くなった人の家に遊びに行ったりご飯に行ったりもしました。

それよりも、社会復帰が面倒臭いなということが一番辛かったです。

退院ごはお尻にガーゼを当てしっかりと傷口がふさがるのを待ちます。

結局そのあと1ヶ月くらいでしっかりと治りました。

 

インド前に切除しておいてよかった

ということで長々と書きましたが、要するにインドに来る前にとってよかったです。

インドのトイレには紙がなかったり、ウォシュレットなど(似たようなのはありますがw)もありません。

加えて、インドで悪化し切除となった場合の病院食はカレーですw
(インドで出産した方の話を聞きましたがカレーだったようですw)

さらに、いくら気をつけていても何かしら下痢にはなりますし、
ひどい時は食あたりになります。その際にお尻がしっかりとしていたことで気持ちはかなり救われます。

 

最後に

ということでいかがでしたでしょうか。私の痔体験談。

会社の上司や同僚に話すと意外と痔で通院している人が多いということもわかりました。
実は俺も、私も、など言ってくれる方が多く新鮮でしたw

入院中に正しい排便の仕方、どのような食べ物が優しいのか、
どのような手術方式、どのような痔の種類がなどここに書いていない多くのことを学びましたが、
結論として伝えたいのは、痔が育っていてインドに行くことが決まった人は手術を考えた方が
良いですとということです。