インドのチャイについて 今日からあなたもチャイマスター
先日は紅茶。本日はチャイについて。
日本でチャイがここ数年流行っているイメージがありますが、インド本場のチャイは似て異なるものです。
「あたしインドの本場でチャイ飲みたい」と思っているかた、おそらくインドで飲むと吹き出します。
それでは違いを見てみましょう…
日本で持っていたイメージと本場の違い
日本:冷たいものが多いイメージ
インド:100%熱いチャイ
日本:たまに飲むイメージ
インド:1日に3回は飲みます
日本:シナモンとかがきいてて、甘さも控えめでおしゃれでおいしいわ
インド:シナモン?あぁ、入れるぜ。それよりもマサラよ!砂糖?あぁ、もちろん。いれないなんてチャイじゃない。甘ったるくなるまでいれるのがこつさ!
どうでしょうか。これを日本のイメージのまま飲むと吹き出しますよね。お茶だと思って飲んだらコーラだったくらいの衝撃です。
インドって紅茶有名だから飲むんでしょ?いや、チャイです。
①顧客さきにて
お客さん:「コーヒーか紅茶(ティー)のみますか?」
私:「紅茶(ティー)でおねがいします」
お茶が運ばれてくる
私:(インドのチャイだ…砂糖とミルクがバンバン。お、これはマサラも入っているやつだ。たまに飲む分にはおいしい。)
②どうすれば顧客先で普通のお茶が?
私:「インドって紅茶っていう単語あるの?」
インド人同僚:「チャイだよ」
私:「いや、あのストレートの紅茶の事も?」
インド人同僚:「チャイだよ?たぶん」
私:「顧客先で普通のストレートのものがほしい場合はどうすれば…」
インド人:「Without Sugar, & Milkでいいのさ。(キラン)」
インド人はチャイが大好きです。
お茶タイムにはチャイ。顧客訪問の合間には小さい掘っ立て小屋で20ルピーのチャイ。
彼らに紅茶をストレートで飲むというと驚かれます。おそらく彼らは心の中で「そんな未完成のチャイを飲むのか?!」と思っていそうです。
チャイと紅茶の違い
使われている茶葉の種類。
チャイは植民地時代から始まる飲み物。英国に出荷されるような高級部分ではなく、それ以外の捨てられるところから出されていたよう。
最近お客さんのところで見るのはティーバッグのお茶を出してそこにミルクと砂糖をぶち込むスタイル。
基本チャイは、ミルクティー。作る際の沸騰させる順番に違いがあるとか。チャイはなにかしらのスパイス入り。
まとめ
私の知るインド人はほぼストレートの紅茶を飲まない。
ティーといったら日本で言うマサラチャイの熱く、甘く、ミルクのはいったバージョン。
日本のチャイ最高。