インド英語 Friend=友達? ビジネスで重要な交友関係について
日本に住んでいてもわかると思いますが、都道府県によって言葉のニュアンス、意味が異なる場合がありますよね。
それが海外になると大きく異なる場合があります。
今日はインドに来て思った単語の意味の違いを書きたいと思います。
Friend 「友達」
日本語の意味
互いに心を許しあって、対等に交わっている人。一緒に遊んだりしゃべったりする親しい人。友人。朋友。友。(デジタル大辞泉)
日本人の感覚すると上記の意味が感覚に近いですよね。特に男である私からすると友達と躊躇なく呼べるのは一握りなイメージ。ましてや会社の同僚や同期は友達と呼んでいいのかと疑問になります。
英語の意味も確認して見ましょう。
英語の意味
a person with whom one has a bond of mutual affection, typically one exclusive of sexual or family. (googleさん)
相互的な愛情(同情)を持ち合っている人たちのこと。(家族と性的な関係は除く)直訳
これもなんら不思議はありません。日本とアメリカにおいては友達という感覚は文字の上でも実際の使われ方も同様に近いです。
アメリカのほうがフランクで友達!といってくることはありますが、それは今友達になってこれから一緒に楽しんでいこうという意味が含まれていると思っています。
インドの意味
さて問題のインド。おそらく文字上の友達の意味は英語のものや日本のものと同様のはずです。
ですが実際にFriendという言葉を聞くと、とても胡散臭いFriendがとても多いです。私からするとよーく話を聞いていくと「それはほぼ他人じゃん」と突っ込みたくなります。1回展示会であったことがあるから…、1回話したことがるから…程度の人たちでも友達です。
これも完璧な主観ですがインドの北と南でも少し違いそうです。
見の周りから感じるイメージのみですが北の人が言う友達はまぁまぁ距離が近い人の場合が多く、南の場合友達というとほぼ他人のイメージが多いです。
特にビジネスにおいて気をつけなければいけないのは、"This customer is my close friend"と言うセリフ。この場合はしっかりとどのような友達であり、さらにどの程度までの友達かをしっかり確認する必要があります。
決して悪い意味で言っているわけではなく、それを信じるとたまに笑いたくなるというだけです。
一方で、本当に友達だった場合のコネクションの強さはどこの国よりも侮れないきもしております。
彼がいるから、ここのお店から商品を買う、サービスを受けるというのが日本よりも起きているイメージです。想像できない金額単位でビジネスが動く場合もあります。
いかがでしたでしょうか。今回は「友達」という単語について書いてみましたが、引き続き気になるものを見つけて記していきます。