インドのマズロー寝具欲求 「いつかはバンブー」
夫です。
インドの人はこんにちは。日本の人はこんばんは。
最近インド人の仲のよい同僚と長時間会話をすることがあったのですが、1つ面白い話を聞いたので共有してみます。
寝具のランク付け
寝具にはランクがあるようですw これはおそらく知人の中にあるだけなものかもしれませんが面白いなと思ったので書いてみます。
インドではやはりベッドで寝るというのはある程度ステータスになるようです。
昔のちび丸子ちゃんの話でベッドにまるちゃんがあこがれて、たまちゃん、はなわくんをうらやましがっていたのを思い出しました。日本にはもう消えている価値観ですがまだインドには残っていそうです。
インドではどのようなランク付けがあるのか
ここで出てくるのがタイトルにもなっている「いつかはバンブー」
- 床 本当に床。要するに寝具なし。
- 布団 日本の布団というより、下に軽く何かをひくのみ
- ベッド ここでやっとここまで登ってきたと思うようです
- ダブルベッド 結婚ですw(これは私が付け加えたら共感してくれました)
- バンブーベッド 要するにヒンドゥー教でいう棺おけです
この同僚と人生について今後どのようにしていきたいかという話をしているときに出てきた価値観です。
親の過去を含めて?俺は昔床で寝ていて、やっとのことでベッドまでたどり着いた。だからあとはもう残すはバンブーベッドだけだといっていました。
要するにこの友達はそれ以上の幸せを求めず、後は死ぬだけだということがいいたかったようです。
え?もう50年以上何も進化しないの?子供にはダブルベッドじゃないの?何で急に死ぬの?と思いましたが、このような考えは日本ではないなと感じました。
日本で言うと、実家暮らし、独身アパート暮らし、新婚アパート暮らし、マイホーム、からのお墓。というかんじでしょうかw
実際に床に寝ている人は多いのではないかと思います。特に田舎エリアですとそういう人たちが多いはずです。縫製工場によくいくのでわかりますが、床で休憩中に人がいびきをかいて寝ていたりするのでおそらく床で寝ることに慣れているのだと思います。
余談:いつかはクラウン
皆様は「いつかはクラウン」というキャッチコピーをご存知でしょうか。ウィキさんによると1983年にトヨタ自動車のクラウンという車種を売るために使ったキャッチコピーでおそらく有名になったものです。
大学でマーケティングの授業を受けると、顧客側の心理に、新しい高級路線の車種による新しい価値を生み出した例としてたまに取り上げられています。(大学時代に何回か耳にした気がします。)
トヨタ・クラウン - Wikipedia (概要部に記載があります)
余談:マズローの5段階欲求説
これも結構有名な話ですね。人間の欲求には段階があり、マーケティングをする上でも自社製品がどこの欲求に答えていくのかや、自分のキャリアを考える上でどのようなことをしたいのかなど使い道はさまざまありますね。
余談の余談:どこか海外の大学のネタで教授が一番下の「生理の欲求」(食事・睡眠・排泄)のしたに「Wi-Fi」と「バッテリー」と付け加えていましたが確かにとうなづけてしまいました。
今回の話とは全く関係ないですが、似ていたので乗せてみました。