チャイあるところに人集まる 【食を勧める文化】
顧客先でも最近はブラックティー、グリーンティーを飲むようになってしまいましたが、大きな商談前にはインディアンチャイを飲んでアピールをするようになりました夫です。
本日はインドでのチャイの重要性を書いてみたいと思います。
インドのソウルドリンクといえばチャイ
先日オフィスの横、スタッフが車を停めている場所に突如チャイ屋(たぶんカレーも売ってる)が出没しました。
10分後には車で囲まれてしまうのになと思っていたいのですが、その10分間で下の写真のように自然と人が集まり始めました。
言い方は悪いですが、チャイは「インド人ほいほい」なのではとw
インドにおけるティータイムについて
企業が主催する1日のセミナーでもお昼ご飯のほかに
ティータイムはお昼前の午前11時ごろに1回。
さらに昼食後の3時~4時の間に1回目。
と合計2回のティータイムが必要とされています。
加えまして、顧客先の工場の前やオフィスの前には必ずこのようなチャイ屋があり、国情の休憩時間や帰宅時はとてもにぎわっております。
ちなみに金額は10ルピーから20ルピーでチャイが飲めます。
友達と行くと、作り方、ミルクの分量などを細かく指定したりとカスタムオーダーも同じ金額で購入可能ですw
結局人はどのくらいの頻度で来ていたのか
結局10分後にはスタッフの車に取り囲まれてしまいましたし、このようなお客さんの導線をさえぎられた場所で儲かるのか不思議だなと思っておりました。
ですが、チラチラ眺めていると結構継続的にお客さんが来ており、本当にチャイは「インド人ほいほい」なのではと。
もしかしたらいつもは他の場所で商売をしている人がたまたま1日来ていたのかもしれませんが、このような醜いところで商売ができるものなのですね。
大きなビジネスはわかりませんが、このような小さなビジネスの種はまだまだたくさんありそうです。
ビジネスにおけるチャイ
インドにこられ、取引先の人や代理店と食事をすることがあるかたはお気づきかもしれませんが、インド人はとにかく「あれを食べろ」「これを食べろ」「この地域特有だから食べろ」など。食べ物を勧めてくる圧がすごいです。
日本人の我らも、海外の方が日本に来て日本食を食べてくれるとうれしいと感じると同じように、インド人も同様です。インド人のほうがそれが強い気はします。
お客様をもてなすという意味で勧めていると思うのですが、個人的に感じるのは上記したうれしさと、インドのものを食べて初めて認めてやろうという感覚があるのではと思っております。
ですので冒頭で記載しましたように自分は商談の前にはインディアンチャイをのんで彼らを喜ばせるようにしています。お客さんによっては場の雰囲気も和みますしね。
一方で最近のトレンドは健康志向
人によってはチャイを勧めてくるけど自分はシュガーレスなブラックティーやそもそも水しか飲まない人も多いですw 商談を毎日している人たちはチャイばっかり飲んでいられないのでしょうね。
そういう人たちにチャイをくれというと、健康に悪いし、グリーンティーもあるよと勧めてきたりします。
加えて、最初から海外人へはチャイを勧めないという向こう側の配慮もあったりします。
日本で流行っているチャイとインドのチャイの違い
については下記をご覧ください。
インドのチャイもおいしいですが、日本のオシャレチャイを想像して飲むと
「なんじゃーこりゃー」
と心の中で叫ぶ人もいるかと思います。